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【材料】テラ---連結子会社テラファーマ、治験製品製造施設を3月オープンと発表

テラ <日足> 「株探」多機能チャートより

テラ<2191>は16日、同社連結子会社であるテラファーマが、公立大学法人 和歌山県立医科大学が行う樹状細胞ワクチンTLP0-001の医師主導治験について、治験製品を製造するための施設を神奈川県川崎市のライフイノベーションセンターに設置したと発表した。

本施設の最大の特徴は、ロボット化及び自動化、並びにIoT化を計画している点で、細胞製品の製造コストが抑えられ、面積当たりの製造数も飛躍的に向上する。テラファーマは本施設において、樹状細胞ワクチンの製造を行う計画である。

ライフイノベーションセンターは、神奈川県が整備した再生・細胞医療の実用化・産業化拠点。グローバルイノベーション拠点として機能発揮することを目指し、国や業界団体、海外機関等とも緊密に連携している。本センターには再生・細胞医療に関する研究開発企業が集結しており、テラファーマの治験製品製造を始め、再生医療等製品の開発を推進する上で最適な環境であるとの考え。また、陸路、空路ともにアクセスが良好であることから、本治験が進められ治験実施医療機関が全国に拡大する際に、治験製品の製造・搬送システムの構築等において大きなメリットがあるとしている。テラファーマは、一日でも早く患者様に樹状細胞ワクチンを届けられるよう、2022年に薬事承認申請を目指すとしている。

《TN》

 提供:フィスコ

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