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【材料】三菱ケミHDが逆行高、「1月エチレン設備の稼働率は8年11ヵ月ぶりに100%超」

 三菱ケミカルホールディングス <4188> 、トクヤマ <4043> が昨年来高値を更新したほか、信越化学工業 <4063> や住友化学 <4005> が続伸するなど化学メーカーの一角が全般軟調相場のなか逆行高となっている。

 日経新聞が17日付で「石油化学工業協会(東京・中央)は16日、エチレンやプロピレンといった化学製品の基礎原料を作る設備(エチレン設備)の1月の稼働率が100.1%だったと発表した」と報じたことが買い材料。報道によると「100%を上回るのはリーマン・ショック前の2008年2月以来、8年11カ月ぶり」という。報道を受けて、需給改善による業績拡大を期待する買いが向かった。

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