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【材料】山一電機が3連騰で11年ぶり高値圏、業績好調でファンド買い対象としても注目

山一電機 <日足> 「株探」多機能チャートより
 山一電機<6941>は全般地合い悪の間隙を縫って上昇トレンドが鮮明、3連騰で2006年4月以来約11年ぶりの高値圏に浮上した。スーパーサイクル突入ともいわれる好調な半導体需要を背景に、IC基板装置や検査装置に使うバーンインソケットで断トツの世界シェアを誇る同社にも強力な追い風が吹いている。17年3月期の連結最終利益は従来予想の17億8000万円から20億円(同39.0%増)へ大幅上方修正している。

 発行株数2300万株と小型で浮動株比率も低いが、流動性に富んでおりファンド系資金とみられる継続的な買いも観測される。また、直近話題を集めている「ひふみ投信」の組み入れ上位銘柄にも入っていることで、個人投資家など短期筋の買いも誘っているもようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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