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2017年02月16日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:FDK、ローツェ、出光興産

ローツェ <日足> 「株探」多機能チャートより
■FDK <6955>  118円  +22 円 (+22.9%)  11:30現在
 FDK<6955>が大幅高。昨年12月22日以来の100円大台復帰を果たした。同社は15日、大容量のニッケル水素蓄電池「メガトワイセル」を開発したと発表、これが投機資金を呼び込む格好となった。同電池は拡大顕著な二次電池市場向けに開発されたもので、高安全性と優れた充放電特性を有し、大規模蓄電システムなどで長期間安全に使用することを可能としている。

■ローツェ <6323>  2,666円  +451 円 (+20.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 ローツェ<6323>が急騰。値幅制限上限の2715円近くまで上昇、昨年9月末につけた昨年来高値2509円を払拭して一気に新高値圏に躍り出た。半導体や液晶製造ライン向けにウエハーやガラス基板の搬送装置を手掛け、売上高の8割強を海外で占めるが、旺盛な設備投資需要を取り込み業績は絶好調に推移している。同社はきょう前場取引時間中、同社の韓国子会社が日本円にして約90億円の製品を一括受注したと発表、これを材料視する投機資金の流入を誘った格好だ。今回受注した製品についてはローツェの18年2月期の連結業績に反映される見通しとしている。

■出光興産 <5019>  3,665円  +125 円 (+3.5%)  11:30現在
 出光興産<5019>が5日続伸で約3週間ぶりに昨年来高値を更新、住友化学<4005>、保土谷化学工業<4112>、ワイエイシイ<6298>なども上昇したほか、前日までの2日間で株価を約1000円切り上げたアルバック<6728>も利益確定売りをこなししっかり、有機EL関連株への継続的な資金流入が続いている。特定の有機物に電圧をかけると発光する有機ELは、ポスト液晶を担う次世代ディスプレーとしてのポジションをほぼ固めており、今秋にも投入される米アップルの「iPhone8」では初の有機EL採用が見込まれるなどで市場急拡大の兆しにある。2017年のスマートフォン用パネルに占める比率は液晶が7割強、有機ELが3割弱と予測されているが、急速に台頭する中国スマホメーカーの有機EL採用が進捗しているほか、iPhoneの次世代機種も採用となれば、この構成は有機EL増勢へと漸次変化を遂げていくことになる。また、テレビ向けでも有機ELの存在感がにわかに高まる方向にある。これまでは韓国LGが圧倒的シェアを有していたが、日本の大手電機メーカーも、画像が鮮明な大型有機ELテレビの発売に相次いで動き出していることで、市場が活性化する公算が大きくなっている。昨年12月に有機EL事業会社のJOLEDの子会社化に踏み切ったジャパンディスプレイ<6740>や、台湾・鴻海精密工業傘下で経営立て直しを図っているシャープ<6753>なども交え、関連銘柄へのマーケットの視線は今後一段と熱気を帯びることになりそうだ。

■ジェイエイシ <2124>  1,479円  +40 円 (+2.8%)  11:30現在
 15日、人材紹介事業を展開するジェイエイシーリクルートメント <2124> が月次売上高を発表。17年12月期の初月となる1月の売上高は前年同月比23.5%増と好調なスタートを切ったことが買い材料視された。昨年7月から7ヵ月連続で2ケタ増収を達成した。旺盛な求人需要を背景に、専門性の高い人材紹介の成約が伸びている。今期は前期比18.6%増収、同6.4%の経常増益を見込む。

■アサヒ <2502>  4,022円  +100 円 (+2.6%)  11:30現在
 アサヒグループホールディングス<2502>は堅調な動き。15日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想を発表しており、売上高1兆8200億円(前期比6.6%増)、営業利益1460億円(同6.7%増)、純利益960億円(同7.6%増)と連続営業最高益を見込んでいることが好感されている。既存事業が好調に推移していることに加えて、昨年10月に買収した西欧事業がフルに寄与する見通し。また、年間配当予想を前期比6円増の60円とし10期連続増配を予定していることも好材料視されているようだ。なお、16年12月期決算は、売上高1兆7069億100万円(前の期比1.0%増)、営業利益1368億8900万円(同41.7%増)、純利益892億2100万円(同17.8%増)だった。

■デジタルガレージ <4819>  2,010円  +32 円 (+1.6%)  11:30現在
 デジタルガレージ<4819>が続伸。15日に「インターネットインフィニティー」が東証マザーズへの新規上場(IPO)の承認を受けたことから、同社の大株主であるDガレージの含み益拡大を期待する買いが流入している。インターネットインフィニティーはヘルスケアソリューション事業および在宅サービス事業を行っており、3月21日に新規上場する。「新規上場申請のための有価証券報告書」によるとDガレージはインターネットインフィニティーの9万8200株(持ち株比率7.82%)を保有する第3位の株主となっている。

■タキロン <4215>  541円  +2 円 (+0.4%)  11:30現在
 タキロン<4215>はプラスチック加工大手で、樹脂製の建築資材が主力だが高機能資材も収益に大きく貢献している。同社は、耐熱性・耐衝撃性などに優れた塩化ビニル樹脂板などを高機能資材として展開。アジアを中心とした半導体・液晶製造装置工場への設備投資を追い風に、同社製品への需要は今後も高まりそうだ。また、床事業なども堅調に推移しており、17年3月期営業利益は50億円(前期比31.8%)と、3期連続の増益見通し。さらに、今期経営統合を発表した農業用フィルムを手掛けるシーアイ化成(東京都中央区)が寄与することで中長期的な成長も見込める。株価は、25日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げる展開。昨年2月末以来の600円台回復も期待できる。時価は底値圏からの水準訂正が進んでいるものの、PBRは0.8倍台と依然として割安感が強い。

■三菱UFJ <8306>  769.8円  +1.3 円 (+0.2%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が連日人気。5日のニューヨーク市場では、米1月消費者物価指数など経済指標が強めの内容だったことから、早期利上げ観測が高まり米10年債利回りは一時、2.52%まで上昇した。これを受け、長短金利差拡大からの利ザヤ改善が進むとの期待を背景にバンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースが昨年来高値に買われた。この流れに日本のメガバンクも乗り、買い人気が膨らんでいる。

■ソフトバンクグループ <9984>  8,673円  +3 円 (+0.0%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が続伸、25日移動平均線を足場に再浮上の動きをみせている。同社が米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループを総額33億ドルで買収することが伝わっており、これが株価を刺激している。フォートレスは8兆円規模の運用資産を持っており、ソフトバンクが既に昨年発表しているサウジアラビアと共同で設立する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」と合わせた場合、運用額は20兆円規模に膨らむことから、マーケットに与えるインパクトも大きなものとなっている。

■東芝 <6502>  202.8円  -6.9 円 (-3.3%)  11:30現在
 東芝<6502>が3日続落。同社は17年3月期決算での債務超過状態を解消できず東証2部に降格する可能性が出てきた、と複数のメディアが伝えた。資金調達のための半導体事業の売却時期を4月以降に先送りする方針を固めたことから、今期末の債務超過は解消が難しくなったため。半導体事業への出資企業の選定は、過半数の出資受け入れを視野に入札手続きをやり直す方向で調整されている。一方、東芝が東証1部から降格した場合、日経平均株価の採用基準からも外れることになる。同社の代わりに日経平均株価に新規採用されるとの思惑が浮上しているセイコーエプソン<6724>は6日続伸で、昨年来高値を更新している。

■アルファクス <3814>  1,040円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   11:30現在
 アルファクス・フード・システム <3814> [JQG]がストップ高買い気配。15日、「飲食店経営管理システム」拡張機能の自動発注システムに関する特許を1月13日に取得したと発表したことが買い材料視された。自動発注システムは、飲食店において手作業が前提となっている食材発注を自動化するシステム。あらかじめ提供するメニューに使用される食材の量を登録し改変していくことで、POSシステムなどから集計されるメニューの出数から当日の在庫なども考慮し、自動的に食材あるいは備品の正確な補充を実現するという。発表を受けて、店舗での人材難が深刻化する外食産業で需要が期待される自動発注システムの特許取得による将来的な業績への寄与に期待する買いが殺到した。

■日本精蝋 <5010>  298円  +39 円 (+15.1%)  11:30現在
 15日、日本精蝋 <5010> [東証2]が決算を発表。16年12月期の連結経常損益は5.8億円の黒字(前の期は7.2億円の赤字)に浮上し、従来予想の2.9億円の黒字を上回って着地。続く17年12月期の同利益は前期比72.4%増の10億円に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。前期業績の上振れは原油価格の上昇に伴い棚卸資産評価損が減少したことなどが要因。今期は高機能ワックスの拡充や原油の高値在庫の解消などで大幅増益を見込む。

■研創 <7939>  433円  +54 円 (+14.3%) 一時ストップ高   11:30現在
 15日、研創 <7939> [JQ]が株主優待制度を新設すると発表したことが買い材料視された。毎年3月末時点の株主を対象に保有株数100株以上でクオカード500円分、1000株以上で同1000円分を贈呈する。発表を受けて、株主還元の拡充を好感する買いが向かった。

■ピクセルカンパニーズ <2743>  400円  +40 円 (+11.1%)  11:30現在
 15日、ピクセルカンパニーズ <2743> [JQ]が、子会社のアフロが世界最大級IT見本市「CeBIT 2017」にスマートタクシーメーターを出展すると発表したことが買い材料視された。アフロは現在特定計量器である「タクシーメーター」のネットワーク・モデルを開発し、2017年中の製品化を目指している。法的に封印義務のあるタクシーメーター内の料金表パラメータファイル、およびサーバー上の認証済み料金体系ファイルの保護・担保に電子封印技術を応用したサービスシステムを開発するという。発表を受けて、自動運転車でも活用が期待される電子封印システムの開発による業績への寄与に期待する買いが向かった。

■セラク <6199>  4,660円  +325 円 (+7.5%)  11:30現在
 セラク<6199>が4連騰で昨年10月11日につけた戻り高値4380円を払拭し一気に4600円台まで上値を伸ばしたほか、エイトレッド<3969>、チェンジ<3962>、ソフトブレーン<4779>、イノベーション<3970>などクラウド関連株が買われている。IoT時代の到来や、ビッグデータの本格普及がクラウド市場の急拡大を促しており、先駆する米国では首位のアマゾン・ドット・コムと2位のマイクロソフトがシェア争いで凌ぎを削るなど企業間競争が先鋭化している。日本国内でもNTTグループや富士通<6702>を軸に風雲急を告げる状況にあり、業界内の連携や合従連衡の思惑も底流している。このほか、IoT活用モバイルクラウド基盤「プラティオ」を今月6日から販売開始したインフォテリア<3853>や、コンピューターのクラウド化を活用し、業務の打ち合わせから納品までをネット上で完結するクラウドワーキングの担い手であるクラウドワークス<3900>なども注目されている。

●ストップ高銘柄
 野村マイクロ <6254>  504円  +80 円 (+18.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ミズホメディー <4595>  3,300円  +500 円 (+17.9%) ストップ高   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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