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【材料】三機工業---減収減益も、売上総利益率は引き続き改善

三機工 <日足> 「株探」多機能チャートより

 

三機工業<1961>は2月8日、2017年3月期第3四半期累計(2016年4~12月期)決算を発表した。売上高が前年同期比6.5%減の1145.63億円(前年同期は1225.03億円)、営業利益が同25.1%減の18.25億円(前年同期は24.36億円)、経常利益が同20.3%減の24.54億円(前年同期は30.79億円)、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.8%減の15.78億円(前年同期は20.45億円)となった。

建設設備事業は前年と比較し受注、売上、利益共に減少となった。
機械システム事業は前年に大型搬送設備を受注した影響で、前年と比較し受注高は減少したが、セグメント利益は前年の赤字から黒字に転換した。
環境システム事業は大型案件を受注したことにより、前年と比較し受注高は増加した。

利益面に関しては、売上高の減少に伴い営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益で減益となったものの、原価管理の徹底に加え作業効率の向上などにより、売上総利益率は前年同期比0.5ポイント増の12.0%と、引き続きの改善となった。

2017年3月期通期の業績予想は、売上高が1850.00億円、営業利益が65.00億円、経常利益が70.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が49.00億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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