市場ニュース

戻る
 

【材料】廣済堂が急反落、17年3月期最終損益予想を赤字に下方修正

広済堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
 廣済堂<7868>が急反落。8日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想について、最終損益を5億5000万円の黒字から3億2000万円の赤字(前期3億900万円の黒字)へ下方修正し、未定としていた期末一括配当を無配継続としたことが嫌気されている。

 第3四半期業績において、保有している投資有価証券の一部について減損処理による投資有価証券評価損8億6900万円を計上したことが要因という。なお、売上高は360億円(前期比1.6%増)、営業利益は24億5000万円(同10.7%増)の従来予想を据え置いている。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(16年4~12月)決算は、売上高249億3000万円(前年同期比2.9%減)、営業利益14億7000万円(同32.2%増)、最終損益9億8300万円の赤字(前年同期3億9000万円の赤字)だった。

 また、3月末時点の株主に対して実施している株主優待について、従来は保有株数に応じてクオカードを1000~5000円分贈呈していたが、これを図書カード500円~3000円分に変更すると発表しており、これも弱材料視されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年02月09日 15時12分

株探からのお知らせ

    日経平均