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【材料】ウィルグループ---第3四半期売上高432.98億、人材サービス受注好調で2桁増収

ウィルG <日足> 「株探」多機能チャートより

 

ウィルグループ<6089>は2月7日、2017年3月期第3四半期(2016年4-12月期)の決算を発表。売上高は前年同期比34.7%増の432.98億円、営業利益は同4.4%増の11.32億円、経常利益は同4.2%増の11.34億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同15.0%減の4.30億円となった。

売上高は、セールスアウトソーシング事業において、既存顧客のシェア拡大に加え、2015年8月に連結子会社化したクリエイティブバンクが業績貢献した。コールセンターアウトソーシング事業は、近年のスマートフォン市場の急速な拡大によりアフターサービスを行うオペレーター需要が拡大していることを背景に、通信業界での受注が拡大した。ファクタリーアウトソーシング事業は、拠点拡大による新規顧客の獲得、食品業界を中心に拡大した。また、その他では、医療介護における人材派遣・紹介、インターネット・IoT分野における人材紹介等の新規分野拡大、国内・海外でのM&Aを中心に拡大した。

一方、利益面では、業容拡大に伴う人件費や採用費が増加したことや、収益性の高い業務請負案件が前年同期比で減少したことなどにより、営業利益・経常利益とも小幅増にとどまった。親会社に帰属する四半期純利益は、連結子会社ののれんの減損損失を計上したことなどにより、前年比15.0%減の4.30億円となった。

なお、2017年通期連結業績予想の修正を発表している。売上高590.00億円(前年比31.0%増)、営業利益16.70億円(同16.8%増)、経常利益16.80億円(同14.4%増)については上方修正、親会社株主に帰属する当期純利益7.30億円(同5.4%増)は下方修正となった。

《TN》

 提供:フィスコ

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