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【材料】北日本紡績---2017年3月期第3四半期累計決算は売上高3.62億円、主力繊維は自動車部品用途向けが好調

北日紡 <日足> 「株探」多機能チャートより

北日本紡績<3409>は2月3日、2017年3月期第3四半期(2016年4-12月)決算を発表。売上高が3.62億円、営業利益が0.05億円の赤字、経常利益が0.01億円の赤字、四半期純利益は0.00億円だった。連結子会社であったキタボー興産及びリック・コーポレーションが前期より清算手続きを開始したため、当期より非連結決算に移行。そのため前年同期比は開示していない。

繊維事業は昨年の暖冬の影響受けて10月まで生産調整をしている状況の為、新規受注は減少したものの主力商品であるアラミド繊維と高強力繊維は自動車関連部品及び他法とで新規作用などがあり、受注数量が好調に推移している。

環境事業は北陸先端科学技術大学院大学と共同研究を行っている主力商品カラム(特殊パウダー入りポリエチレン)の販売が順調に推移。フィットネスクラブやスーパー銭湯、ホテル、病院等幅広く営業活動を展開し、国内有数のホテルグループのろ過設置改修工事を実施した。第4四半期において売上が計上される予定。

2017年3月期通期については、売上高が前期比12.5%増の5.30億円、営業利益が同230.5%増の0.15億円、経常利益が0.12億円、当期純利益が同238.7%増の0.12億円とする8月5日に開示した業績予想を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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