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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):塩野義、ローム、フジミインコ

塩野義 <日足> 「株探」多機能チャートより
■塩野義製薬 <4507>  5,634円  +182 円 (+3.3%)  本日終値
 塩野義製薬<4507>が3日続伸。同社が2日に発表した第3四半期(10~12月)の連結営業利益は434億円となり市場予想(380億円前後)を上回った。抗エイズウイルス(HIV)薬「エビケイ」の販売が好調だったほか、ロイヤルティー収入も寄与した。市場では、この決算発表を「ポジティブ」と評価している。

■ローム <6963>  7,350円  +200 円 (+2.8%)  本日終値
 2日、ローム <6963> が17年3月期の連結経常利益を従来予想の165億円→315億円に90.9%上方修正。減益率が54.9%減→14.0%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。自動車、スマートフォン向けの電源装置やセンサーなどの販売が伸びることが寄与。コスト削減の進展に加え、円安による採算改善や為替差益の発生も利益を大きく押し上げる。

■フジミインコ <5384>  2,649円  +67 円 (+2.6%)  本日終値
 2日、フジミインコーポレーテッド <5384> が17年3月期の同利益を従来予想の39億円→46億円に17.9%上方修正。増益率が16.7%増→37.6%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。シリコンウエハや半導体デバイス向け研磨剤で好採算品の販売が伸びることが寄与。コスト削減の進展に加え、円安による為替差益の発生なども上振れに貢献する。

■T&Dホールディングス <8795>  1,727円  +32.5 円 (+1.9%)  本日終値
 T&Dホールディングス<8795>や第一生命ホールディングス<8750>、かんぽ生命保険<7181>といった大手生保株が高い。3日の東京債券市場で長期金利が上昇。指標となる10年物国債利回りは一時、1.150%と16年1月末以来、約1年ぶりの水準に上げている。これを受け、長期金利の上昇が運用収益の改善につながる生保株には買いが流入している。

■ユナイテッドアローズ <7606>  3,250円  +55 円 (+1.7%)  本日終値
 ユナイテッドアローズ<7606>が大幅続伸。2日の取引終了後に発表した1月度の売上概況(速報)で、小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比5.8%増と4カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。セール品を中心にアウターやニットなどの冬物商品、ジャケットやパンツなどのビジネス衣料が好調に推移した。また、春節が1月末から(前年は2月)となったことで、訪日外国人による売り上げも大きく伸びた。

■日新製鋼 <5413>  1,542円  +19 円 (+1.3%)  本日終値
 2日、日新製鋼 <5413> に対して新日鉄住金 <5401> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格は前日終値を6.4%上回る1株1620円。買付期間は2月3日から3月6日まで。なお、同社はTOB終了後も上場は維持する。

■ブイ・テクノロジー <7717>  18,730円  +220 円 (+1.2%)  本日終値
 ブイ・テクノロジー<7717>が大幅高で5連騰、連日の新高値。一時1万9000円台に乗せており、2006年2月7日につけた上場来高値2万100円(株式分割修正値)も視界に入ってきた。次世代ディスプレーとして有機EL市場が急拡大する方向にある。今秋にも米アップルのiPhoneに有機ELパネル搭載機種が発売される見通しにあり、関連銘柄への注目度がにわかに高まっている。そのなか、同社は有機EL蒸着プロセスで必須であるファイン・ハイブリッド・マスク(FHM)を手掛けていることで成長期待が強い。大型商談の思惑から業績急変化が期待されており、1月下旬を境にして一気に上値追い基調を強めている。このほか、製造装置関連では平田機工<6258>、タツモ<6266>が堅調、有機EL素材を手掛ける住友化学<4005>や、出光興産<5019>、保土谷化学工業<4112>なども高い。

■東海理化電機製作所 <6995>  2,158円  +16 円 (+0.8%)  本日終値
 東海東京調査センターは2日付で自動車セクター(完成車・部品)についてのリポートを出している。自動車部品メーカー9社の決算発表を受けて通期ガイダンスを増額修正したのは東海理化<6995>、ショーワ<7274>、フタバ産業<7241>。前提に比べ為替が円安に振れたことを織り込んだもの。このうち、ショーワについては、増額修正の理由で目立ったのは円安効果だったものの、ショックアブソーバーやステアリングなどの各製品でも上振れ基調が確認されたとしている。また、サプライズだったのは、大豊工業<6470>の減額修正。年末より市場の期待が高かったために、株価面でもネガティブな反応が大きかったとしている。

■三井不動産 <8801>  2,575.5円  +18 円 (+0.7%)  本日終値
 三井不動産<8801>や東京建物<8804>が後場寄りにプラス転換するなど、足もと不動産株が買い優勢となった。日銀はきょう後場寄りの午後12時30分に指値オペを通知、昨年11月17日以来2度目となる。これによる長期金利の急低下を受けて、有利子負債負担の軽減や資金調達コスト面で有利となる不動産株に買いが向かう格好となった。

●ストップ高銘柄
 ソレキア <9867>  2,342円  +400 円 (+20.6%) ストップ高   本日終値
 アエリア <3758>  1,770円  +300 円 (+20.4%) ストップ高   本日終値
 DWセラピ研 <4576>  485円  +80 円 (+19.8%) ストップ高   本日終値
 メドレックス <4586>  544円  +80 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値
 クレステック <7812>  1,024円  +150 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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