【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 フジクラ、ローム、フリークHD (2日大引け後 発表分)
フジクラ <日足> 「株探」多機能チャートより
※4-12月期決算発表の集中期間(1月25日~2月14日)は、“特別体制”で
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2日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
フジクラ <5803> ★今期経常を一転22%増益に上方修正
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の240億円→300億円に25.0%上方修正。従来の2.6%減益予想から一転して21.8%増益見通しとなった。データセンターや通信インフラ向けに光ファイバー関連などの販売が想定以上に伸びることが寄与。円安による輸出採算の改善も利益を押し上げる。
イソライト <5358> ★今期最高益予想を15%上乗せ、予想PERが6.5倍に低下
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の16.5億円→19億円に15.2%上方修正。増益率が7.2%増→23.5%増に拡大し、従来の9期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は昨年10月に続き、2回目。セラミックファイバーの高付加価値品の販売が伸びることが寄与。製造コストの削減なども利益上振れに貢献する。
予想PERが8.1倍→6.5倍に低下し、割安感がさらに強まった。
フリークHD <6094> [東証M] ★10-12月期(1Q)経常は2.8倍増益で着地
◆17年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の3.2億円に急拡大して着地。スマートフォン広告市場の拡大を背景に、モバイル向け広告配信最適化サービスの販売が伸びたことが寄与。持分法投資利益1.2億円が発生したことも利益拡大に貢献した。
ローム <6963> ★今期経常を91%上方修正
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の165億円→315億円に90.9%上方修正。減益率が54.9%減→14.0%減に縮小する見通しとなった。自動車、スマートフォン向けの電源装置やセンサーなどの販売が伸びることが寄与。コスト削減の進展に加え、円安による採算改善や為替差益の発生も利益を大きく押し上げる。
エフテック <7212> ★今期経常を一転4%増益に上方修正
◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の54.5億円→64億円に17.4%上方修正。従来の11.8%減益予想から一転して3.5%増益見通しとなった。主要取引先のホンダ向けを中心に中国で自動車部品の販売が伸びることが寄与。円安による採算改善なども上振れに貢献する。
FJネクスト <8935> ★4-12月期(3Q累計)経常は77%増益・通期計画を超過
◆17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比77.4%増の61.6億円に拡大して着地。首都圏の賃貸需要や低金利を背景に、主力の投資用マンションの販売が好調だったことが寄与。通期計画の60億円を既に2.8%上回っており、通期業績の上振れが期待される。
株探ニュース