【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … オリックス、サイバー、日立金　(1月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　サイバー <4751>
　17年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比53.7％減の59.3億円に大きく落ち込み、通期計画の267億円に対する進捗率は22.2％にとどまり、5年平均の27.8％も下回った。

▲No.2　日立国際 <6756>
　17年3月期の連結税引き前利益を従来予想の127億円→117億円(前期は167億円)に7.9％下方修正し、減益率が24.2％減→30.1％減に拡大する見通しとなった。

▲No.4　芝浦 <6590>
　17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比49.7％減の2.3億円に落ち込み、通期計画の11億円に対する進捗率は21.6％にとどまり、さらに前年同期の40.3％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4751> サイバー 　　　東１　　 -6.10 　　1/26　　　1Q　　　-53.72
<6756> 日立国際 　　　東１　　 -4.77 　　1/26　　　3Q　　　-56.65
<8871> ゴールドクレ 　東１　　 -4.30 　　1/26　　　3Q　　　 52.37
<6590> 芝浦 　　　　　東１　　 -4.05 　　1/26　　　3Q　　　-49.68
<9742> アイネス 　　　東１　　 -3.71 　　1/26　　　3Q　　　 48.18

<7970> 信越ポリ 　　　東１　　 -3.46 　　1/26　　　3Q　　　 36.38
<1967> ヤマト 　　　　東１　　 -3.28 　　1/26　　　3Q　　　 25.27
<4552> ＪＣＲファ 　　東１　　 -3.24 　　1/26　　　3Q　　　 -8.67
<4549> 栄研化 　　　　東１　　 -2.60 　　1/26　　　3Q　　　 20.53
<3250> ＡＤワークス 　東１　　 -2.22 　　1/26　　　3Q　　　 19.35

<5486> 日立金 　　　　東１　　 -1.85 　　1/26　　　3Q　　　-38.71
<2335> キューブシス 　東１　　 -1.58 　　1/26　　　3Q　　　-23.11
<8591> オリックス 　　東１　　 -0.35 　　1/26　　　3Q　　　 -0.17
<7615> 京都友禅 　　　東１　　 -0.10 　　1/26　　　3Q　　　 99.76

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース