【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … エイトレッド、ニューフレア、高木　(1月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月25日から26日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ニューフレア <6256>
　17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比32.3％減の95.1億円に落ち込み、通期計画の130億円に対する進捗率は73.2％にとどまったものの、5年平均の67.4％を上回った。

▲No.4　高木 <8625>
　17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は15.4億円の赤字(前年同期は5.7億円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.5　大丸エナ <9818>
　17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比39.3％減の3.5億円に落ち込み、通期計画の8.5億円に対する進捗率は41.8％にとどまり、5年平均の49.7％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6256> ニューフレア 　ＪＱ　　 -8.33 　　1/26　　　3Q　　　-32.27
<3969> エイトレッド 　東Ｍ　　 -6.86 　　1/26　　　3Q　　　　　－
<9029> ヒガシ２１ 　　東２　　 -2.87 　　1/26　　　3Q　　　 -2.84
<8625> 高木 　　　　　東２　　 -1.83 　　1/26　　　3Q　　　　赤拡
<9818> 大丸エナ 　　　東２　　 -1.81 　　1/26　　　3Q　　　-39.32

<2397> ＤＮＡチップ 　東２　　 -1.57 　　1/26　　　3Q　　　　赤縮
<2714> プラマテルズ 　ＪＱ　　 -1.34 　　1/26　　　3Q　　　-17.87
<4761> さくらＫＣＳ 　東２　　 -0.75 　　1/26　　　3Q　　　　赤縮
<9708> 帝ホテル 　　　東２　　 -0.43 　　1/26　　　3Q　　　　3.63
<4291> ＪＩＥＣ 　　　東２　　 -0.07 　　1/26　　　3Q　　　　0.00

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース