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【市況】NY株式:ダウは32ドル高、投資家心理の改善が株価を下支え

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

26日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は32.40ドル高の20100.91、ナスダックは1.16ポイント安の5655.18で取引を終了した。トランプ政権への期待や堅調な企業決算が好感され、買いが先行。昨日に主要株価指数が揃って最高値を更新したことで利益確定の動きから上値は重いものの、投資家のリスク選好姿勢が強まった。原油相場の上昇や12月景気先行指数が予想を上振れたことも好感された。ダウは最高値を更新。セクター別では、メディアや運輸が上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。

ケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)は、通信大手のベライゾン(VZ)による合併検討が報じられ、上昇。オークションサイトのイーベイ(EBAY)や医薬品のバイオジェン・アイデック(BIIB)は決算内容が好感され、堅調推移。一方で、自動車大手のフォード(F)は投資拡大による17年度の減益見通しを発表し、下落。医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)はスイスのバイオ医薬品であるアクテリオンを300億ドルの買収で合意し、売られた。

ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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