【市況】明日の株式相場見通し=投資環境改善で続伸、外国人買いに期待感
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょう投資家の印象に残ったのは、現物株取引時間中の外国為替で、円相場が1ドル=113円20~30銭台とほぼ膠着状態だったにも関わらず、日経平均株価は力強い上昇で300円を超える上げ幅をみせ、ほぼ高値引けとなった点だ。その背景には、海外投資家が注目するドル建ての日経平均株価が170ドル台を回復し、2000年以来の高値水準となったことが伝えられ、NYダウ平均株価の2万ドル大台乗せとあわせて、外国人買い拡大への期待感があったようだ」との見方が出ていた。
26日の東京株式市場は、朝方から買い優勢の展開。その後も力強くジリ高を継続し、日経平均株価はほぼ高値引けで、前日比344円89銭高の1万9402円39銭と大幅続伸した。
日程面では、マーケティングクラウドサービスの企画・開発・販売・導入やコンサルティングを手掛けるシャノン<3976>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、12月の消費者物価指数に注目。海外では、米10~12月期のGDP速報値、米12月の耐久財受注、EU財務相理事会、中国が春節の休暇入り(2月2日まで)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)