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【市況】NY株式:ダウは155ドル高、ダウ平均2万ドルを突破

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

25日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は155.80ドル高の20068.51、ナスダックは55.38ポイント高の5656.34で取引を終了した。引き続き主要企業決算が好感され、買いが先行し、ダウ平均は2万ドルの節目を突破した。連日、選挙期間中の公約を実行する新政権への期待からアジア・欧州株がほぼ全面高となったことも追い風となり、終日堅調推移となった。S&P500、ナスダック総合指数、ダウの主要株価指数が揃って最高値を更新した。セクター別では、自動車・自動車部品や銀行が上昇する一方で不動産や食品・生活必需品小売が下落した。

航空機のボーイング(BA)は決算内容が好感され、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はインドでの現地生産を開始するにあたり、同国政府と合意間近であることが報じられ堅調推移。格安航空会社のジェットブルー(JBLU)はJPモルガンによる投資判断引き上げを受け、買われた。一方で、資源のフリーポート・マクモラン(FCX)は一株利益が予想を下振れ、下落した。

半導体のクアルコム(QCOM)は、マーケット終了後に10-12月期決算を発表、一株利益は予想を上振れたものの、売上高は下振れた。時間外取引で下落して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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