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【市況】明日の株式相場見通し=好業績銘柄物色期待で買い先行、米国の景況感改善も追い風

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 26日の東京株式市場は、外国為替市場での円相場の動向を注視しながらの神経質な推移が前提となるものの、本格化してきた4~12月期決算発表に伴う好業績銘柄物色への期待感から買いが先行することになりそうだ。

 市場関係者からは「トランプ大統領の保護主義的な通商・経済政策に対する警戒感は根強いものの、最近発表された米経済指標や米企業決算は堅調さを示し、これに伴いダウ平均株価は再び2万ドルにトライする勢いを取り戻してきた。東京株式市場も今週末から来週にかけて本格化する4~12月期決算発表の内容を評価した買いも想定される」との見方が出ていた。

 25日の東京株式市場は朝方から買いが優勢となり、外国為替市場での円相場の動向を横目にしながら途中伸び悩む場面があったものの、後場には買い直されて日経平均株価は1万9000円台を回復した。終値は前日比269円51銭高の1万9057円50銭と3日ぶりの急反発となった。

 日程面では、12月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、ユーロ圏財務相会合、英10~12月期のGDP速報値、米12月の新築住宅販売件数、米12月CB景気先行総合指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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