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【市況】日経平均寄与度ランキング(前引け)~ 日経平均は反落、新日鉄住金や大平洋金が構成銘柄の下落率上位

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

16日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり11銘柄、値下がり205銘柄、変わらず9銘柄となった。

日経平均は反落。前週末比175.38円安の19111.90円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えた。13日の米国市場では、大手行の決算が好感される一方、軟調な経済指標が重しとなってNYダウは5ドル安となった。17日にメイ英首相の演説、また20日にトランプ次期米大統領の就任式を控え、外部環境を巡る不透明感から円相場は1ドル=114円台前半まで上昇しており、本日の日経平均は68円安からスタートした。寄り付き後も下げ幅を広げる展開となり、前引けにかけて19100.06円(同187.22円安)まで下落する場面があった。

値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で日経平均を約41円押し下げた。ファーストリテは前週末に第1四半期決算を受けて買われる場面もあったが、本日は2.1%安で前場を折り返した。日経平均構成銘柄の下落率トップは新日鉄住金<5401>で3.7%安、同2位は大平洋金<5541>で2.8%安だった。新日鉄住金は火災の発生した大分製鉄所厚板工場の操業再開が9月になる見込みと発表している。

一方、値上がり寄与トップはユニー・F<8028>及びファナック<6954>となった。ユニー・Fは1.4%高で日経平均構成銘柄の上昇率トップだった。前週12日には一部証券会社の投資評価引き下げを受けて大きく下落する場面があったが、その後は買い戻しなどからやや値を戻している。構成銘柄の上昇率2位は住阪セメ<5232>で0.9%高だった。


*11:30現在


日経平均株価  19111.90(-175.38)

値上がり銘柄数  11(寄与度+9.46)
値下がり銘柄数 205(寄与度-184.84)
変わらず銘柄数  9

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8028> ユニー・F 7470 100 +3.84
<6954> ファナック 20645 100 +3.84
<2502> アサヒ 3776 14 +0.54
<6506> 安川電 1887 6 +0.23
<6103> オークマ 1131 6 +0.23
<6366> 千代建 831 5 +0.19
<8058> 三菱商 2555 5 +0.19
<5232> 住阪セメ 463 4 +0.15
<4452> 花王 5384 3 +0.12
<6361> 荏原 3350 10 +0.08
<1333> マルハニチロ 3245 15 +0.06

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 37640 -790 -30.31
<9984> ソフトバンクG 8382 -95 -10.94
<9433> KDDI 3070 -20 -4.60
<4324> 電通 5540 -120 -4.60
<6971> 京セラ 5742 -58 -4.45
<6762> TDK 7880 -100 -3.84
<6988> 日東電 8783 -88 -3.38
<4503> アステラス薬 1593.5 -17 -3.26
<9766> コナミHD 4445 -85 -3.26
<4523> エーザイ 6553 -79 -3.03
<3382> 7&I-HD 4760 -72 -2.76
<6902> デンソー 4991 -64 -2.46
<7270> 富士重 4776 -62 -2.38
<4543> テルモ 4295 -30 -2.30
<7203> トヨタ 6823 -59 -2.26
<2914> JT 3814 -56 -2.15
<4502> 武田 4823 -52 -2.00
<9735> セコム 8409 -52 -2.00
<8801> 三井不 2635 -51.5 -1.98
<5333> ガイシ 2263 -51 -1.96

《MA》

 提供:フィスコ

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