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【経済】ビジネスモデル変革に期待でトヨタの目標株価引き上げ、SMBC日興証券(花田浩菜)

マツダ <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。


先週から今週にかけて、皆さんの関心が高いと思われる日本企業の決算が本格化してきました。
本日は1/16付の「Opening Bell」にトヨタの業績予想についてのレポートが出ていましたのでご紹介します。

SMBC日興証券では同社の投資評価を「1(アウトパフォーム)」を据え置き、目標株価を8000円→8500円へ引き上げるとしています。

さて、どういった内容でこのような結果になったのでしょうか。


SMBC日興証券では同社の経営について、『短期的には“安定的な”「収益改善」継続、中期的には「三つの意志」(「もっといいクルマづくり」、「自動車事業の枠に収まらない領域への挑戦」、「強靭な財務基盤」)による戦略とそれに伴うビジネスモデルの変革』に注目しているとのこと。

業績予想については、「収益改善」効果等を見直し、『17/3期予想の営業利益は1兆9,000億円→1兆9,800億円(31%減、会社計画1兆7,000億円)、18/3期予想は2兆4,500億円→2兆6,200億円(32%増)に上方修正した』とのこと。

以上のことから、SMBC日興証券では、トヨタの目標株価を引き上げたようです。

今後も日本株のけん引役であるトヨタの動向に注目していきましょう。


この他にもマツダ<7261>や富士重工業<7270>など自動車セクターのレポートが出ておりますので、よろしければ1/16付の「Opening Bell」をのぞいてみてくださいね。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。


花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。


フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《SK》

 提供:フィスコ

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