市場ニュース

戻る
 

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):パナホーム、UT、JIGSAW

パナホーム <日足> 「株探」多機能チャートより
■パナホーム <1924>  986円  +115 円 (+13.2%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 20日、パナホーム <1924> をパナソニック <6752> が株式交換によって完全子会社化すると発表したことが買い材料視された。17年8月1日付で同社株1株に対して、パナソニック株0.8株割り当てる。パナソニックの20日終値1262円から算出した理論価格は1009円となり、本日はこれにサヤ寄せする形で株価を切り上げた。同社株は17年7月27日付で上場廃止となる見通し。

■UTグループ <2146>  950円  +110 円 (+13.1%) 一時ストップ高   本日終値
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が20日付でUTグループ <2146> [JQ]を投資判断「Buy(買い)」、目標株価1600円に新規設定したことが買い材料視された。リポートでは、労働者派遣法の改正や昨今の長時間労働是正などを背景に、製造派遣市場の拡大が見込まれると報告。同社は積極的な先行投資で業界トップクラスの人材供給力を構築しており、人材供給力の高さが費用効率化とシェア拡大をもたらすと指摘している。同証券では、17年3月期の連結営業利益を36億円(会社計画は25.3億円)、18年3月期は52億円、19年3月期には70億円に拡大すると予想している。

■JIG-SAW <3914>  6,210円  +650 円 (+11.7%) 一時ストップ高   本日終値
 JIG-SAW<3914>が一時ストップ高まで買われた。同社はきょう、セゾン情報システムズ<9640>とデバイス監視で共同サービスを開始すると発表。これが材料視されているようだ。両社は、JIG-SAWのデバイス自動監視サービス「puzzle」と、セゾン情報のIoTデータ連携ソフトウエア「HULFT IoT」を連携することで合意。来年1月からサービス提供を開始し、18年度までに100社への提供を目標としている。

■パナSUNX <6860>  833円  +79 円 (+10.5%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 20日、パナソニックデバイスSUNX <6860> をパナソニック <6752> が株式交換によって完全子会社化すると発表したことが買い材料視された。17年3月27日付で同社株1株に対して、パナソニック株0.68株割り当てる。パナソニックの20日終値1262円から算出した理論価格は858円となり、本日はこれにサヤ寄せする形で株価を切り上げた。同社株は17年3月22日付で上場廃止となる見通し。

■アドバンテスト <6857>  1,817円  +135 円 (+8.0%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>などの半導体製造装置メーカーや、シリコンウエハーなどを手掛ける信越化学工業<4063>などが引き続き物色人気を集めた。米国の半導体株指数であるSOX指数は前日も上昇し最高値圏を走っているほか、最近の円安傾向も輸出採算の改善につながる材料として株価に味方している。データセンターなどの設備需要が旺盛ななか、半導体メモリーの需給は引き続きタイトだ。直近はNAND型フラッシュメモリーの大口価格の上昇が一服しているものの、パソコン用DRAM価格の上昇が継続している。これは、中国スマートフォンメーカーの台頭に伴い、メーカーのメモリー生産がスマホ用に振り向けられていることで、パソコン用が不足しているという背景がある。いずれにしても構造的な半導体需要の増勢が、半導体セクターの先高期待につながっている。

■日本信号 <6741>  1,016円  +57 円 (+5.9%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 20日、日本信号 <6741> が発行済み株式数(自社株を除く)の4.40%にあたる300万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は12月21日から17年6月30日まで。

■新明和工業 <7224>  1,119円  +49 円 (+4.6%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 新明和工業<7224>が続伸、年初来高値を更新した。20日付で岡三証券がレーティングを「中立」から「強気」へ引き上げ、目標株価を1200円に設定した。同証券では前提為替を1ドル=105円から115円へ変更、特装車の業績改善を想定し、17年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の110億円(前期152億6000万円)に対して従来予想の105億円から125億円へ、18年3月期は105億円から138億円へ引き上げている。

■LINK&M <2170>  440円  +18 円 (+4.3%)  本日終値
 リンクアンドモチベーション<2170>が3日続伸、連日の年初来高値。企業の人材に対するニーズが一段と高まりをみせるなか、経営コンサル分野の需要も旺盛だ。会社組織や人事コンサルティングを手掛ける同社にとって収益環境に吹くフォローの風は強い。政府の「働き方改革」も同社のビジネスチャンス拡大につながるとの見方も出ている。今16年12月期は営業利益段階で前期比2.1倍の18億6000万円を見込むが、来期も増益基調は堅持されそうだ。

■エニグモ <3665>  1,460円  +32 円 (+2.2%)  本日終値
 エニグモ<3665>は、12月2日の直近安値1312円を基点にした反騰基調にあり、好業績を背景に当面、基調継続が期待できそうだ。同社は、個人輸入を代行するソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA(バイマ)」の運営が主な事業。足もとは、前期に行ったテレビCM効果や、継続して行っている新規会員獲得施策などが奏功し、会員数が前年同期比36%増の372万人へ増加。これを背景に、直近では秋・冬物アウターなどの販売が好調で、なかでもファッションへの興味が強いF1層(20~30歳代半ばの女性)からの購入が増え、第3四半期累計(2~10月)連結経常利益は前期比9.2倍の12億900万円と大きく伸長した。17年1月期通期では、経常利益17億5100万円(前期比8.1倍)を見込むが、年末年始の商戦次第では上振れの可能性もある。また、国内で継続的に利益を上げ、市場規模が大きい北米やアジア、中東などへ世界展開を進める方針であり、中長期的な成長期待も大きい。(仁)

■りらいあ <4708>  1,116円  +18 円 (+1.6%)  本日終値
 りらいあコミュニケーションズ<4708>が続伸。20日の取引終了後、基幹業務ソフト大手のワークスアプリケーションズ(東京都港区)、およびソーシャルメディアマーケティングを手掛けるベンチャー企業の米Tokyo Otaku Mode(オレゴン州)とそれぞれ資本・業務提携を締結したと発表しており、バックオフィス事業の強化やソーシャルメディアマーケティングの強化につながるとの期待感から買いが入っている。また、この日、「情報漏えい・リコール対策サービス」の提供を開始したと発表しており、これも好材料視されているもよう。リコールや顧客情報漏洩といった緊急事態への事前の備えを支援し、万が一緊急事態が発生した際には迅速に対応することでリスクを最小限に抑えるとしている。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均