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【市況】NY株式:ダウは91ドル高、ダウ2万ドルの大台に迫る

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

20日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は91.56ドル高の19974.62、ナスダックは26.50ポイント高の5483.94で取引を終了した。企業買収などが好感され、欧州株がほぼ全面高となり、米国株にも買いが先行。経済指標の発表が無いなか、次期政権への政策期待から金融株が選好され、終日堅調推移となった。原油相場も上昇し、好感された。ダウ平均は2万ドルの大台まで約25ドルに迫った。セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方で食品・飲料・タバコやエネルギーが下落した。

トランプ次期政権での経済政策や、先週のFOMCでの金利見通し引き上げが収益拡大につながるとの思惑からゴールドマンサックス(GS)やJPモルガン(JPM)などの金融関連企業が上昇。医薬品のバイオジェン・アイデック(BIIB)は次期CEOを発表したことで、堅調推移。大手行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は、傘下の英クレジットカード事業を英銀のロイズ・バンキング・グループに19億ポンド(約23.5億ドル)で売却合意し、買われた。一方で、食品メーカーのゼネラルミルズ(GIS)は決算内容が嫌気され、下落した。

マーケット終了後にスポーツ用品のナイキ(NKE)が発表した9-11月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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