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【市況】10日のNY市場はまちまち

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

NYDOW  : 18807.88 (+218.19)
NASDAQ  : 5208.80 (-42.28)
CME225  : 17495 (+195(大証比))

[NY市場データ]

 10日のNY市場はまちまち。ダウ平均は218.19ドル高の18807.88、ナスダックは42.28ポイント安の5208.80で取引を終了した。トランプ政権での経済政策に対する期待感から買いが先行。週間新規失業保険申請件数が予想より減少したことで年内の利上げ観測が拡大したものの、民主党政権下で業績が圧迫されていた金融や医薬品セクターに買いが広がり、堅調推移となった。一方でハイテクセクターは、各社経営陣の多くがトランプ氏に批判的であったことや、他トランプ銘柄を購入するための換金売りが広がった。ダウは最高値を更新した。セクター別では、銀行や自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
 シカゴ日経225先物清算値は大証比195円高の17495円。ADRの日本株は、日東電<6988>、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>など、対東証比較(1ドル106.85円換)で全般堅調。
《NO》

 提供:フィスコ

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