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【市況】ドル弱含み、国内勢のドル売り継続

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

10日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み。米大統領選通過で105円台まで買い戻されたが、国内勢の売りに押される展開となった。米大統領選は市場の予想に反して共和党トランプ氏の勝利となったが、政策期待でリスク回避の動きは後退。日経平均株価が前日の下げを取り戻し1000円近く上昇したことで、ドルは一時106円台に迫った。

ただ、105円台は国内勢による売り圧力に押されやすい。米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁が講演で「米金融当局は目標達成にきわめて接近している」などと利上げにやや前向きな発言をしたが、ドルを押し上げる材料とはならなかった。

《MK》

 提供:フィスコ

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