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【市況】日経平均先物は16830円まで値を戻す、ドル・円は104円台を回復

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均先物は夜間取引で日中取引比530円高の16830円まで値を戻している。為替市場では、ドル・円は104円20銭台で推移。東京時間では、101円20銭台まで円高が加速していたことから3円も円安ドル高が進行している。トランプ大統領誕生を受けて、東京市場では株売り、円買い、金買いとリスク回避の流れが先行したが、欧米市場では英FTSE100が前日終値水準で推移するなど比較的冷静な推移が見られる。

225オプション市場では、11月限オプションが明日最終売買日を迎えることから、12月限オプションが売買の中心となりつつある。本日の急落で、コールサイドのプレミアムは大幅に毀損したが、ナイト・セッションでは大幅に戻す格好に。前日のATM(アット・ザ・マネー)である17250円に近い権利行使価格帯では軒並み100%近い上昇率となっている。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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