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2016年11月07日16時10分

【特集】キャリアリンク Research Memo(6):企業規模の拡大とともに財務体質の強化も着実に進んでいる

キャリアL <日足> 「株探」多機能チャートより

■財務状況と株主還元策

(1)財務状況

キャリアリンク<6070>の2016年8月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比129百万円増加の5,750百万円となった。主な変動要因は、現金及び預金が235百万円、売掛金が17百万円増加した一方で、投資その他資産が68百万円、仕掛品が53百万円減少した。

負債合計は前期末比129百万円減少の2,832百万円となった。有利子負債が100百万円、未払消費税等を含むその他の流動負債が146百万円それぞれ減少したものの、未払法人税等が43百万円、未払金が39百万円増加した。また、純資産は前期末比258百万円増加の2,917百万円となった。四半期純利益の計上により利益剰余金が355百万円増加した一方で、配当金の支払いで113百万円減少した。

経営指標を見ると、収益の拡大により安全性を示す自己資本比率が前期末の47.3%から50.5%に、有利子負債比率が32.9%から26.6%にそれぞれ改善しており、企業規模の拡大とともに財務体質の強化も着実に進んでいると言える。

(2)株主還元策

株主還元策として同社では、企業価値の増大を最優先にM&A実施やIT投資などのための内部留保資金を蓄えつつ、配当金に関しては業績動向に応じて着実な配当成長を目指している。2017年2月期は前期比実質1円増配の10.0円(配当性向17.3%)と3期連続の増配を予定しており、今後も業績拡大が続けば増配が期待できそうだ。また、株主優待制度も導入しており、8月末の株主に対して保有株式数に応じてQUOカードを贈呈している(100~200株未満500円相当、200~500株未満1,000円相当、500株以上2,000円相当)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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