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【市況】3日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高と反発、インフラ関連に買い

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

3日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比26.20ポイント(0.84%)高の3128.94ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、27.49ポイント(0.85%)高の3276.06ポイントで引けた。外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数は1.29ポイント(0.38%)高の345.04ポイント、深センB株指数は6.90ポイント(0.59%)高の1167.46ポイントで終了した。

朝安の後に買われる流れ。昨夜の欧米株安などを嫌気して売りが先行したものの、下値も固く、徐々に買いが優勢となった。人民元相場が続伸するなか、元安進行への警戒感が薄れている。

業種別では、インフラ関連株の上げが目立つ。ゼネコンの中国交通建設(601800/SH)がストップ高した。当局がPPP(官民連携)プロジェクトの推進を掲げていることが改めて意識され、業績拡大の期待が改めて高まった。証券株も軒並み上昇。東呉証券(601555/SH)が5.6%高で引けた。深セン・香港株式市場間の相互取引スタートが目前に迫るなか、市場活性化の思惑が広がっている。このほか、銀行株や保険株、不動産株、自動車株、資源・素材株、ITハイテク関連株、消費関連株など幅広く物色された。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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