【経済】中国:韓国製の電子機器半数に品質問題=山東省当局の報告
韓国製エレクトロニクス機器に対する品質問題が中国でクローズアップされている。地方の当局が韓国の電気製品を検査したところ、全体の半分に不具合がある実態が判明したという。山東出入境検験検疫局からの報告として、北京商報が28日付で伝えた。
同局が今年1~9月にかけて検査した韓国製エレクトロニクス製品の総数は34ロット。検査の結果、うち16ロットに品質問題がみられた。不合格率は47.1%に上る。
不具合の多くは、構造的に重大な欠陥、アース線など安全面の問題、ラベル標示・使用注意の不備、中国規格合格ラベルの不備など。一部では、劣悪な偽物商品も見つかったという。
サムソン電子製の最新スマートフォンに関する不良が報告されて以来、韓国製をはじめとする海外製品に対する見方が厳しくなってきている。
【亜州IR】
《ZN》
提供:フィスコ