【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … シマノ、小糸製、栄研化　(10月25日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月24日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　三谷産業 <8285>
　17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比30.0％増の7.5億円に拡大し、通期計画の25億円に対する進捗率は5年平均の23.8％を上回る30.3％に達した。

★No.3　蝶理 <8014>
　17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比34.4％増の36.5億円に拡大し、従来予想の29億円を上回って着地。

★No.4　京都友禅 <7615>
　17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の7億円に急拡大し、通期計画の8.7億円に対する進捗率は81.2％に達し、5年平均の62.3％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6798> ＳＭＫ 　　　　東１　　 +9.60 　 10/25　　上期　　　　赤転
<8285> 三谷産業 　　　東１　　 +4.59 　 10/25　　上期　　　 30.02
<8014> 蝶理 　　　　　東１　　 +4.44 　 10/25　　上期　　　 34.39
<7615> 京都友禅 　　　東１　　 +4.03 　 10/25　　上期　　　222.83
<7309> シマノ 　　　　東１　　 +2.18 　 10/25　　　3Q　　　-40.68

<6858> 小野測器 　　　東１　　 +2.11 　 10/25　　　3Q　　　-48.56
<4549> 栄研化 　　　　東１　　 +0.50 　 10/25　　上期　　　 18.09
<7276> 小糸製 　　　　東１　　 +0.38 　 10/25　　上期　　　 20.57

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース