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【市況】リバランス中心で値上がり値下がり数は拮抗/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 17179.29 (-5.30)
TOPIX  : 1363.05 (-2.24)

[後場の投資戦略]

 日経平均は狭いレンジ内でのこう着が続いている。本格化する決算を見極めたいほか、先週は高い処で400円を超える上昇を見せていたこともあり、戻り待ちの売り圧力も意識されやすいところのようである。東証1部の値上がり数が913、値下がり数が903と拮抗しているが、日経平均構成銘柄についても値上がり106、値下がり110、変わらず9と拮抗している。ディフェンシブが買われる一方で、景気敏感株が利食いから一服といった格好である。

 また、こう着の中では個人主体の短期物色に向かわせやすいと考えられるが、資金の逃げ足の速さも警戒されやすく、日替わり物色になりやすいだろう。また、これまでは週毎に上昇、下落をみせており、この流れから今週は調整の週となる。ただし、海外勢の投資姿勢に変化が見られるなか、5日線レベル辺りでの押し目拾いのスタンスになりそうだ。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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