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【市況】東京株式(寄り付き)=やや買い優勢スタート、決算発表にらみ様子見ムード

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 24日の東京株式市場はやや買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比31円高の1万7216円と反発。

 前週末の米国株市場ではNYダウが小幅マイナス圏で引けたものの、後半下げ渋る展開でナスダック指数はプラス圏で着地、前週末に日経平均株価は6日ぶりに小反落したものの、下値では買いが厚く売買代金も2兆円を上回る日が2日続いた。今週は企業の決算発表が本格化するが、為替の円高デメリットに伴う下方修正圧力が想定されるだけに、積極的な買いを入れにくく、きょうは様子見ムードとなりそう。ただ、米国の12月利上げの可能性が意識されるなか、日米金利差拡大の思惑から足もと円安期待が漂っていることはプラス材料。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種前後が高く、値上がり上位に電力ガス、証券、水産、小売、ガラス土石など。値下がりでは鉄鋼、その他製品、非鉄、精密機器、不動産など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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