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【市況】NY金先物週間見通し:もみ合い継続か、本格的な反発材料には欠ける状況


■NY金先物
安値:1,251.10ドル
高値:1,275.90ドル
終値:1,267.70ドル
前週末比(騰落率):0.97%

■強含みもみ合い、1250ドルレベルを支持線として意識

強含みもみ合い。1250ドルレベルでの下値の堅さも意識され、リバウンドを試しに行く動きも散見された。米国の利上げペースは緩やかなものになるとの見方などが、反発の手掛かりとなった。ただ、年内利上げの可能性は高いことから、戻りは限定的なものとなっている。


■もみ合い継続か、本格的な反発材料には欠ける状況

想定レンジ:1,250.00~1,280.00ドル

もみ合いが継続する公算。下値の堅さは意識されつつあるが、本格的なリバウンドに向かう手掛かりには乏しい。米国の7-9月期国内総生産(GDP)も米利上げ観測を強める材料となる可能性が高いだろう。ただ、ドイツ銀行の決算や英GDPなどリスクオフにつながるイベントには注目余地も残る。

《WA》

 提供:フィスコ

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