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【市況】NY原油:続伸で51.60ドル、需給改善期待にファリハ発言も材料視され高値更新


NY原油は続伸(NYMEX原油11月限終値:51.60↑1.31)。高値は23時55分の51.93ドル、安値は22時05分の50.90ドル。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の米石油在庫統計では、原油在庫が市場予想に反して減少。需給の緩みが改善されるとの思惑が先行し買い優勢となった。


また、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が、「多くの国が石油輸出機構(OPEC)の減産に積極的に協調する」との考えを示したことも材料視されて、取引時間ベース、終値ベースともに年初来高値を更新した。


日足チャートでは、6月9日の年初来高値51.67ドルをついに突破している。1年半ぶりの高値更新を受けて、一部市場関係者は「OPEC総会までじり高の展開が続く」と指摘。

《MT》

 提供:フィスコ

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