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【材料】大有機が急反発、2.3%の自社株を消却、12-8月期経常は34%増益

 7日、大阪有機化学工業 <4187> が発行済み株式数の2.30%にあたる52万7000株の自社株を消却すると発表したことが買い材料視された。

 需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は10月21日。

 同時に決算を発表。16年11月期第3四半期累計(15年12月-16年8月)の連結経常利益が前年同期比33.9%増の17.4億円に拡大して着地した。

 利益率の高い化粧品原料の売上増加や原価低減などが寄与し、採算が大きく改善したことが寄与。通期計画の19.4億円に対する進捗率は89.8%に達しており、通期業績の上振れを期待する買いも向かった。

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