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【市況】NY株式:ダウは112ドル高、原油高や堅調な経済指標を好感

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

5日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は112.58ドル高の18281.03、ナスダックは26.36ポイント高の5316.02で取引を終了した。原油相場が一時1バレル50ドルを超す上昇となったことを受けて買いが先行。9月ISM非製造業景況指数や製造業受注指数が予想を上振れたことが好感されたほか、年内の利上げ観測の拡大を受けて金融セクターに買いが広がり、終日堅調推移となった。セクター別では、銀行や自動車・自動車部品が上昇する一方で不動産や電気通信サービスが下落した。

原油相場の上昇を受けてサウスウエスタン・エナジー(SWN)やチェサピーク・エナジー(CHK)などエネルギー関連会社が堅調推移。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は今週中に身売りに向けた入札が開始されると報じられ、上昇。種子メーカーのモンサント(MON)やアルコール飲料のコンステレーション・ブランズ(STZ)は決算内容が好感され、買われた。一方で、半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は昨日の決算で予想を上回る9-11月期の業績見通しを発表したものの、会計手法の変更による要因が大きいとの懸念から売られた。

マーケット終了後にファストフードのヤム・ブランズ(YUM)が発表した7-9月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を下振れ、時間外取引で下落して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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