【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … ＤＣＭ、スギＨＤ、ライトオン　(9月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月26日から27日の決算発表を経て28日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ハニーズ <2792>
　17年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常損益は7300万円の赤字(前年同期は3500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.3　スギＨＤ <7649>
　17年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比9.2％減の121億円に減り、通期計画の250億円に対する進捗率は48.7％にとどまり、5年平均の56.2％も下回った。

▲No.4　平和堂 <8276>
　17年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比13.0％減の66.9億円に減り、従来の1.3％増益予想から一転して減益で着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7445> ライトオン 　　東１　　 -8.56 　　9/27　本決算　　　　8.78
<2792> ハニーズ 　　　東１　　 -4.13 　　9/27　　　1Q　　　　赤拡
<7649> スギＨＤ 　　　東１　　 -3.41 　　9/27　　上期　　　 -9.25
<8276> 平和堂 　　　　東１　　 -2.78 　　9/27　　上期　　　-13.04
<3050> ＤＣＭ 　　　　東１　　 -2.26 　　9/27　　上期　　　　6.40

<9842> アークランド 　東１　　 -0.78 　　9/27　　上期　　　　3.03

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース