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【市況】東京株式(寄り付き)=欧米株安、原油安、円高で売り先行

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 26日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前週末比46円安の1万6707円と続落。

 前週末の欧米株市場は総じて軟調、原油価格の下落などリスクオフの流れを受けて米国株市場ではNYダウが131ドル安と反落しており、東京市場でも買いが手控えられている。また、外国為替市場でも足もとドル売りの動きが優勢となっており、1ドル101円を割り込む円高局面で輸出主力株中心に警戒感が強い。一方、日銀のETF買いに対する期待感から下値では押し目買いも予想される。TOPIXへの比重を高めたことで、銀行株など時価総額の大きい銘柄の株価下支え要因として機能する可能性が意識されている。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種前後が高い。値上がり上位に海運、医薬品、倉庫、繊維など。値下がりでは非鉄、石油、紙パルプ、精密機器、電気機器など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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