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【通貨】明日の為替相場見通し=101円後半の往来圏の継続も

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、101円後半を中心とする往来圏が続きそうだ。予想レンジは1ドル=101円30~102円30銭。

 前日のニューヨーク市場でのブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事の発言で、早期利上げ観測が後退した。これを受け、この日の東京市場では一時、101円42銭をつけるなどドル安・円高が進んだ。ただ、20~21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合に向けては、なお不透明感もあり、売り一巡後は101円後半での一進一退となった。

 今晩からあすにかけては目立った経済指標の発表はなく、手掛かり材料難のなか方向感に欠ける展開が続く可能性がある。15日に予定されている米8月小売売上高などの発表待ちで、全体的には様子見姿勢となりそうだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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