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【市況】東京株式(寄り付き)=円安進行を好感して買い先行、3カ月ぶり1万7000円台回復

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 5日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は、前週末比205円高の1万7131円と大幅反発スタート。取引時間中では6月1日以来約3カ月ぶりに1万7000円台を回復している。前週末の米株式市場でNYダウ平均株価が上昇したのに加え、外国為替市場での円安・ドル高の進行を好感して買い優勢の展開となっている。5日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=104円前後の水準で推移している。

 前週末2日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比72.66ドル高の1万8491.96ドルと続伸した。2日発表された米8月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数の伸びが前月比で15万1000人と、市場予想の18万人程度を下回ったことから、9月の追加利上げ観測が後退し、買いが優勢となった。ただ、翌日からの3連休を控えていることもあり、上値の重い展開となった。ナスダック総合株価指数は、前日比22.693ポイント高の5249.899と続伸した。

 寄り付き時点で業種別では33業種すべてが上昇する全面高。海運、保険、石油石炭、銀行、非鉄などが買われている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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