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【市況】マザーズ指数は続伸、SOSEIなど小高い、ALBERTとエナリスはストップ高/マザーズ市況

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、主力株は前日終値を挟んだもみ合いとなりまちまちだったが、個別材料や各種報道を手掛かりとした循環的な物色が続いた。ただ、短期の値幅取り狙いの物色が中心で、上昇は持続力に乏しく、資金の逃げ足の速さを窺わせた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で640.67億円。騰落数は、値上がり101銘柄、値下がり109銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、マザーズ主力のSOSEI<4565>やサイバーダイン<7779>が小幅高で取引を終えた。サイバーダインは7日ぶりの反発。新作ゲームのグローバル配信を9月より開始するモブキャス<3664>、お金の流れを予測する人工知能(AI)の開発を開始したメタップス<6172>、提携によるIoT領域への進出を発表したイグニス<3689>などが買われた。また、AIなどのビジネス応用支援サービスを開始したALBERT<3906>に加え、エナリス<6079>がストップ高を付けたほか、中国スマートフォン決済市場が拡大との報道でビリングシス<3623>が10%を超える上昇となった。一方、EG<6050>、ミクシィ<2121>、アンジェス<4563>などが小安い。インスペック<6656>やテラスカイ<3915>は利益確定売りに押され下げが目立った。また、メドレック<4586>はストップ安で取引を終えた。
《HK》

 提供:フィスコ

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