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【通貨】明日の為替相場見通し=100円ライン維持が焦点

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、100円ラインを維持できるかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=99円50~101円70銭。

 この日は、7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で米早期利上げ観測に不透明感が強まったことから、ドル安・円高基調が強まり一時99円64銭をつけた。その後、前内閣官房参与の本田悦朗駐スイス大使が9月の決定会合に向け「日銀は大胆な行動をとる可能性が高い」と述べたと伝わり100円30銭台まで値を戻したが、欧州時間に向けて再度軟化した。100円ラインの維持が焦点だが、99円後半では、円高けん制発言も見込め、売り込みにくい状況にはある。今晩は米フィラデルフィア連銀景況感指数や前週分の新規失業保険申請件数などの発表がある。また、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁の講演なども予定されており、その内容が注目される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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