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2016年08月18日10時01分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は反発、通貨レアル高が好感され、国内からの資金流出懸念が後退した

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 59323.83 +0.80%
17日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比468.40ポイント高(+0.80%)の59323.83で取引を終えた。59323.83まで上昇した後、一時58081.45まで下落した。

通貨レアル高が好感され、国内からの資金流出懸念が後退した。また、早期の米利上げ懸念がやや後退していることも支援材料。ほかに、退職中のルセフ大統領を弾劾する手続きが順調に継続するとの観測が好感された。ルセフ大統領に関する弾劾手続きが順調に進めば、テメル大統領代行による構造改革が一段と進むと期待されている。

【ロシア】MICEX指数 1969.19 -0.33%
17日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比6.61ポイント安(-0.33%)の1969.19で取引を終了した。1975.80から1959.44まで下落した。

早期の米利上げ懸念が引き続き警戒され、ロシア株に売りが継続した。国内では、弱い経済指標が足かせとなった。7月の設備投資は前年同月比で4.3%縮小したほか、同月の実績可処分所得は同7%減少した。また、7月の小売売上高も同5.0%の減少と報告された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の続伸などがサポート材料となった。

【インド】SENSEX指数 28005.37 -0.21%
17日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比59.24ポイント安(-0.21%)の28005.37、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.50ポイント安(-0.21%)の8624.05で取引を終えた。

前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。早期の米利上げ観測が再びくすぶっていることを受け、インドなど新興国株に売り圧力が強まった。国内では、インフレ率の加速が利下げ期待を後退させた。

【中国本土】上海総合指数 3109.55 -0.02%
17日の上海総合指数は弱含み。主要指標の上海総合指数は、前日比0.48ポイント安(-0.02%)の3109.55ポイントと続落した。

深セン・香港間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)実施が承認されたことを受け、好材料の出尽くし感が意識された。全体として上値の重い展開。指数は依然として約7カ月ぶりの高値圏で推移しているため、利食い売り圧力も残っている。もっとも、下値は限定的。直近の指標が総じて低調な内容だったことから、景気テコ入れ策に対する期待は根強い。現地ブローカーは最新リポートで、「金融当局が預金準備率を引き下げる可能性は高まっている」と指摘した。

《CS》

 提供:フィスコ

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