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【市況】日経平均は95円安でスタート、1ドル99円台へ円高進行、自己株式の取得終了のソフトバンクが重しに/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16649.91 (-95.73)
TOPIX  : 1302.29 (-8.84)

[寄り付き概況]

 日経平均は売り先行で始まった。17日の米国市場は上昇した。小売決算が嫌気されて売りが先行したが、FOMC議事録の公表を受けて、緩やかな上昇に転じている。FOMC議事録では、一部のメンバーが早期の利上げを支持した一方で、経済成長、雇用やインフレ率の改善を引き続き見極める必要があるとの合意に達した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の16660円となり、これにさや寄せする格好。

 また、円相場は1ドル99円台へと円高に振れて推移していたほか、指数インパクトの大きいソフトバンクグ<9984>は、自己株式の取得が終了したことから売り仕掛け的な動きとなり、日経平均の重しに。セクターでは鉱業、水産農林、食料品、パルプ紙がこじっかり。半面、鉄鋼、証券、輸送用機器、非鉄金属、海運、情報通信が冴えない。
《WA》

 提供:フィスコ

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