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【市況】個別銘柄戦略:物色の方向性定めにくく金融関連株の動向など焦点にも

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

ドル円相場の100円割れを受け、本日は売り先行の展開が想定される。前日に想定以上に強い動きとなった反動が強まる公算も。ただ、売り先行の場面では日銀のETF買い入れに対する思惑も強まり、押し目買いの動きも強まっていこう。物色の方向性は定めにくく、前日強い動きとなった金融関連株などの動きが、市場ムードを左右するものとして注目されよう。NISAに長期積み立て枠との報道は、高利回り銘柄などの支援材料につながるか。ほか、日本製紙がセルロースナノファイバーを量産と報じられている。前日のサカイオーベックスなどの動きを見る限り、関連の材料株や製紙株などに関心が向かう可能性はあろう。自動運転関連なども物色が集まる可能性のあるテーマといえよう。

《KS》

 提供:フィスコ

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