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【市況】東京株式(寄り付き)=反落、円高進行で売り優勢に

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京株式市場は売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比95円安の1万6649円と反落。

 前日の欧州株式市場は総じて軟調だったが、米国株市場ではNYダウなど主要指数が小幅高で着地し強さをみせた。しかし、足もとで1ドル=100円台を割り込む円高が進行、東京市場ではこれが輸出株中心にネガティブに働いている。シカゴ日経平均先物の清算値は1万6660円で寄り付きはこの水準を意識する動き。全般市場エネルギー不足のなかで売り物に押されがちな展開が想定されるが、前場に全体指数が下押せば、後場に購入枠を倍増させた日銀のETF買いが発動される公算が大きく、これを見込んで下値では押し目買いの動きが顕在化する可能性もある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、石油、食料品、水産、紙パルプが高い。値下がりで目立つのは鉄鋼、証券、非鉄、輸送用機器、空運など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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