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【材料】日本マニュファクチャリングサービス---1Q売上高141.56億円、単価交渉成功などでHS事業は堅調

nms <日足> 「株探」多機能チャートより

日本マニュファクチャリングサービス<2162>は9日、2017年3月期第1四半期(16年4-6月)決算を発表。売上高が前年同期比8.7%減の141.56億円、営業利益が同45.3%減の2.51億円、経常損失が0.61億円、四半期純損失が0.85億円だった。

HS事業は堅調。国内HS事業の製造派遣・製造請負事業において正社員化や福利厚生の充実など定着率の向上を図ることにより採用費を抑制した。製造請負事業では生産効率改善に加え、顧客への単価交渉にも一部成功した。EMS事業では、国内EMS事業は国内製造拠点の統合等の構造改革もあり、想定を上回る利益を確保。海外EMS事業は中国の受注環境悪化などが響いた。PS事業は競争激化や顧客動向が影響し、低調に推移した。

17年3月期通期については、売上高が前期比6.7%減の580.00億円、営業利益が同48.5%減の10.00億円、経常利益が同33.4%減の9.00億円、当期純利益が同59.8%増の6.00億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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