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【市況】マザーズ指数は続伸、決算発表を控えたSOSEIが買われる、モブキャスやDMPは急伸/マザーズ市況

そーせい <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、決算発表を控えたSOSEI<4565>が買われ、マザーズ指数を押し上げた。目先のリバウンド狙いの買いが入った銘柄も見られたが、決算発表や日本銀行の上場投資信託(ETF)買い入れに伴い、市場の関心は引き続き大型株に向かっており、マザーズ市場では売買が低調推移している。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で560.99億円。騰落数は、値上がり121銘柄、値下がり90銘柄、変わらず11銘柄となった。
 個別では、SOSEIが4%近い上昇となった。本日発表予定だった第1四半期決算は契約一時金などにより大幅増益が見込まれており、期待感から買いが向かったようだ。一方で決算発表後の株価下落や直近のバイオ株低迷に対する警戒感も根強く、25日線水準で利益確定の動きが見られた。その他売買代金上位では、ミクシィ<2121>、フリークアウト<6094>、インフォテリア<3853>などが上昇し、グリーンペプ<4594>やサイバーダイン<7779>は小幅高となった。KDDI<9433>との資本・業務提携観測が報じられたエナリス<6079>はストップ高比例配分。開発中のゲームが期待材料となっているモブキャス<3664>や、新3DグラフィックスIPコアの提供開始を発表したDMP<3652>も上昇が目立った。一方、直近で株価が急伸していたEG<6050>は利益確定売りに押された。その他売買代金上位では中村超硬<6166>、エボラブルA<6191>、モバファク<3912>などが下落。また、EGのほか、第1四半期の低進捗がネガティブ視されたSMN<6185>や、決算発表を延期したリアルワールド<3691>がマザーズ下落率上位に顔を出した。
《HK》

 提供:フィスコ

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