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2016年08月10日15時27分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):リクルート、東急、そーせい、大成建

リクルート <日足> 「株探」多機能チャートより
■テーオーシー <8841>  926円  +51 円 (+5.8%)  本日終値
 9日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は10%増益で着地」が好感された。テーオーシー <8841> が8月9日大引け後(16:00)に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比9.6%増の16.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の29.5億円に対する進捗率は56.9%に達し、5年平均の53.2%も上回った。
  ⇒⇒テーオーシーの詳しい業績推移表を見る

■リクルート <6098>  4,010円  +200 円 (+5.3%)  本日終値
 リクルートホールディングス<6098>が大幅3日続伸で年初来高値。9日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高4075億4000万円(前年同期比18.4%増)、営業利益327億1000万円(同8.6%増)、純利益174億300万円(同21.8%減)と営業増益で着地したことが好感されている。販促メディア、人材メディア、人材派遣の主要3事業がいずれも好調な滑り出しとなったことに加えて、前年に買収した豪ピープルバンク社やチャンドラー社、米アテロなどが寄与した。なお、17年3月期通期業績予想は、売上高1兆8300億円(前期比15.2%増)、営業利益1170億円(同2.6%増)、純利益740億円(同14.7%増)の従来予想を据え置いている。

■東京急行電鉄 <9005>  814円  +33 円 (+4.2%)  本日終値
 東京急行電鉄<9005>が高い。9日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高2699億3900万円(前年同期比5.2%増)、営業利益228億8900万円(同12.3%増)、純利益186億2900万円(同11.7%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。東急レクリエーションの子会社化効果に加えて、前期に複合施設「二子玉川ライズ」が全面開業し、集客効果が高まったことが寄与した。また、二子玉川ライズ2期の開業負担がなくなったことなども利益押し上げにつながった。なお、17年3月期通期業績予想は、純利益を540億円から610億円(前期比10.4%増)へ上方修正した。100%子会社横浜金沢プロパティーズの吸収合併などの変動要素を織り込んだことが要因としている。なお、売上高は1兆1392億円(同4.4%増)、営業利益は770億円(同2.0%増)の従来予想を据え置いている。

■そーせいグループ <4565>  16,670円  +640 円 (+4.0%)  本日終値
 そーせいグループ<4565>が続急伸。創薬基盤技術を強みにメガファーマとの提携で収益急拡大、昨年2月に買収した英国子会社ヘプタレス・セラピューティクス社を成長エンジンに株価も変貌を遂げたが、依然として市場の成長に対する期待は強い。製薬企業世界トップのノバルティス社が販売するCOPD治療薬「シーブリ」と喘息治療を加えた配合剤「ウルティブロ」のロイヤルティー収入も同社の収益を支える。きょう引け後に4~6月期決算発表を控えており、これに先回りしての買いを呼び込んでいる。アイルランドに本拠を置くアラガン社とヘプタレスは今年4月にアルツハイマー治療薬の開発で提携しており、決算発表では同治療薬の治験の進捗度合いも注目されている。

■奥村組 <1833>  586円  +18 円 (+3.2%)  本日終値
 奥村組<1833>が続伸。同社は9日の取引終了後、17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想の修正を発表。営業利益を33億円から42億円(前年同期比10.6%増)へ、純利益を37億円から45億円(12.2%増)へ上方修正、売上高は975億円(同5.0%増)で据え置いた。建築事業の売上総利益率が改善している。

■江崎グリコ <2206>  5,970円  +180 円 (+3.1%)  本日終値
 江崎グリコ<2206>が続伸。9日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「オーバーウエート」、目標株価7200円継続、17年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の200億円(前期171億1000万円)に対して従来予想の225億円から236億円へ、18年3月期を248億円から260億円へ引き上げた。国内の菓子事業は、強みであるチョコレートが成長をけん引。国内チョコレート売上高の約半分を構成する「ポッキー」に加えて、「GABA」、「LIBERA」など健康機能性を切り口とした新たなブランドの育成が進んでいることを指摘している。

■HUG <3676>  3,495円  +95 円 (+2.8%)  本日終値
 ハーツユナイテッドグループ<3676>が続伸。いちよし経済研究所は9日、同社株のフェアバリューを3500円から3650円に引き上げた。レーティングは「A」を継続した。第1四半期(4~6月)の連結営業利益は前年同期比97%増の4億8100万円と同期としての過去最高益を更新した。コンシューマゲームの不具合(バグ)の検出(デバッグサービス)が主力。スマートフォンゲーム向けなどのデバッグ需要が好調だ。また、今後は「プレイステーションVR」や「ニンテンドーNX」向けタイトルの増加でデバッグ需要は一段の拡大が見込める。同経研では17年3月期の連結営業利益は会社予想25億7200万円に対し28億円(前期比43%増)への増額修正を予想している。

■大成建設 <1801>  819円  +21 円 (+2.6%)  本日終値
 大成建設<1801>、大林組<1802>、清水建設<1803>、鹿島<1812>など大手ゼネコンをはじめ、大豊建設<1822>、前田建設工業<1824>、戸田建設<1860>など建設株が軒並み高。景気刺激策として政府が打ち出した経済対策は事業規模28兆円超におよび、財政投融資の活用によるリニア中央新幹線の大阪延伸前倒しや、熊本地震からの復興、国土強靭化をテーマに防災および老朽化したインフラの再整備など、建設関連企業のビジネスチャンスは大きく膨らんでいる。きょうは為替が円高傾向に振れており、輸出株が手掛けにくい環境にあることも、内需の建設株に資金を誘導する背景となっている。

■三井金属 <5706>  203円  +5 円 (+2.5%)  本日終値
 三井金属<5706>が3日続伸。同社は9日の取引終了後、第1四半期(4~6月)決算を発表しており、連結経常利益は前年同期比7%減の58億4200万円となった。市場では、同利益を40億円前後と予想しており、前向きに評価する買いが流入したようだ。チリで開発を進めているカセロネス銅鉱山などの損失が想定より小さかった、との観測が出ている。

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