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【市況】東京株式(寄り付き)=円高基調受け、利益確定売り優勢

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京株式市場は売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比65円安の1万6699円と反落。

 外国為替市場で1ドル=101円台に円が買われており、あすが祝日ということもあって目先は主力株中心に利益確定売りが出やすい。全般は市場参加者不足で買い向かう動きも限られそうだ。ドイツをはじめ欧州株市場の上値追いが続いているが、主要指数が最高値圏の米国株市場ではNYダウなど上値が重くなっている点が気がかり。ただ、前日時点で東証1部の騰落レシオは97.8%と100%を下回っており過熱感には乏しいことで売り圧力も限定的となりそう。個別には引き続き決算発表を巡って明暗を分ける展開が想定される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種前後が高く、値上がり上位に空運、電力ガス、小売、水産など。値下がりで目立つのは鉱業、証券、ゴム製品、保険、海運など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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