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2016年08月03日16時24分

【特集】ミルボン Research Memo(9):内部留保の充実とのバランスを取りながら、業績に応じた配当を行う


■株主還元

ミルボン<4919>は株主に対する利益還元を経営の重要な課題と位置付け、内部留保の充実とのバランスを取りながら、業績に対応した配当を行ってきている。同社は、公約配当性向を定めてはいないが、過去の配当実績では、ここ数年は40%前後の配当性向となっている。

2016年12月期について同社は前期比4円増配の78円(中間38円、期末40円)を予想していたが、第2四半期を終えて、中間配として予定どおり38円の配当を決定した。期末の40円配予想を据え置き、年間では78円配の予想を維持している。同社が今期について期初から配当予想を引き上げたことは、業績達成に対する自信の表れであると弊社では理解している。今期の通期業績が予想を大きく超えるようなことがあれば、配当もまたそれに応じて見直される可能性があると考えている。

株主還元における同社の特徴として、株式分割にも積極的なことが挙げられる。1996年の株式店頭登録以来現在に至るまでに8回の株式分割を行ってきた。この結果公開当初の1,000株が現在では3,476株となり、その間は業績成長が伴ってきたため、結果的に、株主に対して大きなリターンをもたらすこととなった。同社は今後も、配当金と株式分割を組み合わせて、株主還元強化と個人投資家が投資しやすい環境づくりに注力していく方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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