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2016年08月01日19時00分

【市況】高岡隆一の【今日のポイントとヒント】 「買いで勝負するなら今週の押し目」

高岡隆一 (株式評論家)

◆下げを想定していた向きには今日の展開は意外だろう。海外で進んだ円高、海外先物安など株安の材料はあった。だが、意外に底堅く、日銀のETF買い(1年6兆円)が効いているのだろうか。それとも次回の日銀金融政策決定会合を巡り、もう一段の緩和期待が消えていないためなのか、為替水準のわりに日本株は強い印象だ。

◆1ヵ月前を振り返ると、7月初に円ドルは100円まで進み、日経平均株価は1万5000円ギリギリの水準だった。だが、予想以上に強い米国雇用統計(8日)や自民党の参院選勝利(10日)もあり、円安+株高(1万7000円手前まで)が進んだのが週明けの月曜・7月11日からだった。

◆そして今週末、またまた注目の米国雇用統計が発表(8月5日)される。米国ISM製造業・非製造業の指数も発表(1日、3日)も控える。市場予想以上に良い数字なら早期利上げの思惑浮上→円安→株高、こういうシナリオも否定できない。今日の堅調さはこれを織り込みにかかっているのかもしれない。

◆企業業績の方向は20%以上の減益予想、今が収益のボトムかどうかは為替次第の面もあり、「株のボトム」との判断も未だできず。そういう環境下だが前のめりのこの動きが成功するかどうか、来週明け月曜には判明するだろう。今年の運用が好調な方や損切りも躊躇なくできる方は買いを考えるのも悪い選択ではないと思うが…。

2016年8月1日 記

情報提供:高岡隆一の株価天気予報


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