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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ミロク情報、日本ライフL、ぐるなび、特殊陶

ミロク情報 <日足> 「株探」多機能チャートより
■ミロク情報サービス <9928>  1,629円  +267 円 (+19.6%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 7月29日、ミロク情報サービス <9928> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比50.7%増の10.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。四半期ベースの過去最高益を13四半期ぶりに更新した。会計ソフトやセキュリティ製品の販売が伸びたことが寄与。ソフト運用支援や保守サービスの伸長も大幅増益に貢献した。

■日本ライフライン <7575>  4,305円  +700 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率3位
 7月29日、日本ライフライン <7575> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.7倍の17.1億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。EPカテーテルを中心とする自社製品の医療器具の販売が大きく伸びたことが寄与。腹部用ステントグラフトなど外科関連製品の伸長も収益拡大に貢献した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の48.3億円→69.3億円に43.5%上方修正。増益率が35.2%増→94.0%増に拡大し、従来の18期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

■ジーテクト <5970>  1,804円  +224 円 (+14.2%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 7月29日、ホンダ系の自動車骨格部品メーカーであるジーテクト <5970> が17年3月期の連結経常利益を従来予想の104億円→123億円に18.3%上方修正。従来の8.6%減益予想から一転して8.1%増益見通しとなったことが買い材料。鉄スクラップ価格の上昇や型設備の利益改善で北米事業の採算が計画より上向くことが寄与。国内の非量産売上の増加に加え、コスト削減なども利益上振れに貢献する。

■セーレン <3569>  1,148円  +140 円 (+13.9%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 7月29日、自動車用シート材大手のセーレン <3569> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比14.9%増の24.8億円に伸びて着地したことが買い材料視された。円高の影響があったものの、米国や中国で合成皮革「クオーレ」を中心に高付加価値品の販売が大きく伸びたことが寄与。生産性向上や経費削減に取り組んだことも増益に貢献した。

■みらかホールディングス <4544>  5,380円  +650 円 (+13.7%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率7位
 29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2%減益も対上期進捗は過去平均を超過」が好感された。みらかホールディングス <4544> が7月29日大引け後(15:15)に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比1.9%減の62.5億円となり、4-9月期(上期)計画の117億円に対する進捗率は53.2%に達し、5年平均の50.1%も上回った。
  ⇒⇒みらかホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■ぐるなび <2440>  3,045円  +331 円 (+12.2%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 7月29日、ぐるなび <2440> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比19.6%増の19.3億円に伸びて着地したことが買い材料視された。地方展開の強化などが奏功し、飲食店販促支援サービスの有料加盟店が拡大したことが寄与。上期計画の28億円に対する進捗率は69.0%に達しており、業績上振れが期待される。

■日本特殊陶業 <5334>  1,872円  +166 円 (+9.7%)  本日終値
 7月29日、日本特殊陶業 <5334> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.2%にあたる700万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は8月1日から10月31日まで。同時に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比38.1%減の118億円に落ち込んだが売り材料視されなかった。

■大崎電気工業 <6644>  910円  +80 円 (+9.6%)  本日終値
 1日14時、大崎電気工業 <6644> が決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の13.9億円に急拡大したことが好感された。主力の計測制御機器事業で国内電力会社向けにスマートメーターの販売が伸びたうえ、欧州・豪州向け電力量計の販売好調で22.5%の大幅増収となったことが寄与した。上期計画の17.5億円に対する進捗率は79.8%に達し、5年平均の62.7%も上回ったことで、上期業績の上振れを期待する買いも向かった。

■PI <4290>  1,692円  +144 円 (+9.3%)  本日終値
 プレステージ・インターナショナル<4290>が続伸、年初来高値を更新した。同社は7月29日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表、純利益を26億円から27億円(前期比1.2%増)へ上方修正し、売上高は300億円(同9.8%増)、営業利益は37億5000万円(同12.1%増)で据え置いた。持分法による投資利益が寄与している。

■コーセー <4922>  10,430円  +850 円 (+8.9%)  本日終値
 コーセー<4922>が大幅続伸。7月29日取引終了後、17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想の修正を発表し、売上高を1220億円から1240億円(前年同期比7.4%増)へ、営業利益を140億円から183億円(同1.4%増)へ上方修正したことが好感されている。「コスメデコルテ」「ジルスチュアート」などハイプレステージブランドを中心として国内販売が好調に推移していることに加え、米タルト社の好業績が続いていることが要因としている。なお、あわせて発表した第1四半期の連結決算は売上高624億1900万円(前年同期比10.5%増)、営業利益101億7300万円(同19.1%増)だった。

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